院長のブログ

骨端線ってなに?【成長期に知っておきたい“かかと刺激”と身長の関係 】

こんにちは。院長の小澤です。
成長期に「あとどのくらい身長が伸びるのか」
を検査してもらうと、
必ず説明される「骨端線こったんせん」というワード。
今回は、この「骨端線こったんせん」についての説明や、
成長を促す上で、是非刺激したい「かかと」について
お話ししたいと思います。
乾燥をぼやかれるくらいで、
普段はあまり目立たない地味な部位「かかと」ですが、
体全体を支え、バランサーとしての大切な役割も果たしています。
そんな踵を適度な刺激を与えることで、骨の成長をサポート!
踵を刺激する運動の効果についても解説していきます。

 

骨端線(こったんせん)とは

これは膝のレントゲン写真です。
向かって一番左側の幼児の写真に「骨端線」と書かれていますが、
矢印が指している
「骨と骨の隙間、黒く陰になっている部分」
が骨端線です。
その隣の小学生の写真は、この黒い影がだいぶ少ないのが分かりますか?
特に下側はほとんど黒い部分が見えませんね。
一番右側の成人の写真をみるとよく分かりますが、隙間の黒い部分が完全になく、
黒い隙間が全くなくなり、上下それぞれ各一つの骨として成り立っています。
成人の写真と、その一つ左横の中学生の写真を見比べてみると、
黒い影こそほとんど見えないですが、
まだ上下それぞれ一つずつの骨のようにはなっておらず、
うっすらジョイントの線が見えますね。

この骨端線と呼ばれる
「骨と骨の隙間、黒く陰になっている部分」は
骨の端(骨端)と骨の中心(骨幹)との間にある軟骨層です。
これが、骨が縦方向に伸びるための「成長板」の働きをしています。
成長が終わると、骨端線は閉鎖して硬い骨になり、
上の成人のレントゲン写真のようになります。

子供の骨がそのまま大きくなって大人の骨になるのではなく、
骨の端にある黒い影の軟骨部分で伸びて、骨に置き変わって身長が伸びます。
骨はレントゲンで白く写りますが、軟骨は写らず黒い線状に見えます。
これを「骨端線が開いている」と表現して、
子どもの骨だけにみられる特徴になります。
上のレントゲン写真を左から追って見てみると、
成長につれて骨端線が閉じていくのがわかりますね。
完全に閉じて「大人の骨」になると、もう身長は伸びません。
逆に言えば骨端線が開いている限り身長は伸びますので、
「もう1~2年は伸びますね」「そろそろ身長止まるかな」などと判断されます。

 

骨端線がある主な部位

長管骨ちょうかんこつ(長い骨)の両端に存在します。
具体的には

大腿骨だいたいこつ(もも)の両端

脛骨けいこつ(すね)の両端

上腕骨じょうわんこつ(肩~ひじ)の両端

前腕ぜんわん(ひじ~手首)の橈骨とうこつ尺骨しゃっこつの両端

手指や足の指の骨(基節骨きせつこつ中節骨ちゅうせつこつ末節骨まっせつこつ)の両端

など、手足の長い骨の両端に骨端線があります。

 

なぜ手のレントゲンで骨端線を調べるの?

病院で「骨端線の閉じ具合」を調べるとき、
多くの場合は 手のレントゲン撮影をします。
一番は安全で負担が少ないこと。
手は体の末端なので、放射線被ばくがごくわずかで、
レントゲン撮影が短時間で済み、子どもにも安全に行えます。

また 多くの骨端線が一度に見られることも挙げられます。
手や手首には、
橈骨・尺骨の端
手根骨(手首の小さな骨)
中手骨(手の甲の骨)、
指の骨(基節骨・中節骨・末節骨)
など、成長板がたくさんあります。
そのため、一本のレントゲンで
多くの骨端線の開き具合や閉じ具合 をまとめて評価できます。

さらに、国際的に標準化された判定法があることも、
手のレントゲン写真で骨端線の閉じ具合を見る理由です。
グリュリッヒ法(Greulich-Pyle法)や
タナー=ホワイトハウス法(TW法)といった、
手のレントゲンを基にした骨年齢評価法が世界的に使われています。
これにより、データ比較や成長評価がしやすいのです。

 

かかと刺激と骨の成長の関係

骨の成長をより促す方法の一つが、「かかと」への刺激です。
なぜ、かかと刺激が骨の成長に良いといわれるのでしょうか。

1.骨端線への適度な刺激

かかとに体重をかけると、その衝撃が脚の骨全体に伝わります。
これが骨端線を刺激し、骨の成長をサポートします。

2.骨密度の向上

適度な負荷は骨を強くするスイッチになります。
ジャンプやかかと落とし運動は骨形成を活性化し、成長の土台を作ります。

3.血流促進

かかとを使った運動はふくらはぎをよく動かすため、
下肢の血流が改善し、栄養や酸素が骨に届きやすくなります。

 

成長期におすすめの「かかと刺激運動」

1.直立で行う
2.スクワット姿勢で行う

2種類のかかと刺激運動をご紹介します。
いずれも、腹圧をしっかりかけて、「からだがブレないように行う」
ことがポイントです。
かかとへの刺激+体幹を鍛えることで、からだの歪みを整え、
より無駄なく成長をサポートする運動になります。
健やかな成長を、心から応援します!

1.直立で行う

2.スクワット姿勢で行う

 

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