快の「扁平足・外反母趾改善のための施術」とは

足裏のアーチと外反母趾、扁平測の関係

最初からヒトには土踏まずがあると思われがちですが、生まれてくる時は足裏は真っ平らな状態です。

扁平足

成長に従い土踏まずが形成されていくのですが、先天的な遺伝による扁平足という極めてまれなケースを除き、足の筋肉や靱帯の強さ、からだの使い方や重心の乗せ方による後天的な要因によって足裏のアーチが出来にくい状態(=扁平足)になることがあります。

このアーチが少ないことで足を蹴り出しにくく、擦るようにして足を運んだり、くるぶしに負担をかけることも少なくありません。

ほとんどの場合、足を休めることで一時的には良くなりますが、進行すると骨が変形したり、靴をはかない状態でもジンジンと痛むこともあります。これが外反母趾を引き起こす原因です。

扁平足、外反母趾が痛い

外反母趾に悩む方はとても多いですが、扁平足はその前段階で起こることが多く、両者はとても密接な関係にあるのです。

当院の扁平足・外反母趾改善の基本アプローチ

当院では、からだ全体のバランス・歪みから扁平足・外反母趾を引き起こしている原因を見立てます。腰痛や首・肩こりなどを同時に引き起こしているケースも少なくありません。からだの不具合を全体的に調整しながら、足裏にアプローチしていきます。

リフレクソロジー施術を交えて、扁平足の鍵となる「舟状骨」(しゅうじょうこつ:足の内側・土踏まずの頂点にある骨)や

舟状骨

足舟状骨

舟状骨を真下から支える「長母趾屈筋」(ちょうぼしくっきん)・「長趾屈筋(ちょうしくっきん)など、土踏まずを形成する4つの筋肉を緩め、

zenkeikotsukin

これらの筋肉が使えるようにすることで足裏のアーチを形成するアプローチをします。

また、踵にある腰の反射区(トリガーポイント)や足指付け根の首の反射区など、からだの不調やこりと連動している箇所を弛緩させることで、足裏で蹴り出しやすいからだをつくっていきます。

当院の不調別対処法(例)

1.外反母趾+O脚・X脚

X脚の方は、ひざが内側に入っているために土踏まず部分に重心の重みがかかりやすく、舟状骨が落ちやすい状態にあります。

一方、重心が外側にかかるO脚の人は、筋力のある若いときはなりにくいのですが、加齢によって足底を支える力が不足してくると、重力に勝てず結局扁平足になるケースが多いです。

これらの場合は、骨盤調整をしてからだへアプローチしながら、リフレクソロジーで「母趾外内転筋」や、舟状骨を支える「長母趾屈筋」と「長趾屈筋」を緩めると効果が早く出て、痛みやだるさがかなり軽減します。

2.扁平足+腰痛

足裏のアーチが少ないことで、歩行の際に地面から受ける衝撃を吸収しきれず、筋肉や関節により大きな衝撃が伝わります。

特に大腿骨がねじれた状態になり、骨盤が過剰に前傾します。骨盤が前傾することで腰椎を圧迫した状態が続き、これが腰部の張りが強くなったり、腰痛を引き起こす原因となります。

腰痛をかばうことで崩れた左右バランスを整えることはもちろん、左右で足裏のアーチに差がであることで横に傾いた骨盤を調整し、からだ全体にかかる負担を軽減させます。

両足のつま先のラインと両股関節を結んだラインを揃えることで、腰痛軽減・扁平足の改善になります。

またリフレクソロジー施術で、かかとにある腰部の「トリガーポイント」を刺激し、扁平足を支えるために疲労している腰も調整することができます。

3.外反母趾+極度の膝下のむくみ(他の部位はむくまない)・冷え

扁平足とセットでよくお聞きする不具合に「やたらと足(特にひざ下)だけむくむ」(手や他の部位はむくまない)「足の甲と裏がずっと冷える」があります。

むくみ→足のアーチの力が弱いことで、ふくらはぎの筋肉が血液やリンパをうまく押し戻すことができず、足に溜まってむくみやすくなります。

冷え→土踏まずがないことで、足裏全体が圧迫された状態が続くために起こります。これが原因で血流が悪くなり、足全体が冷えやすくなります。

これらを効率良く解決するに、当院では内側・外側の両くるぶしから足首をまんべんなくゆるめるます。

足首の可動域を広げることで、「前脛骨筋」と「後脛骨筋」を動きやすくすることで、冷えやむくみを改善します。

4.扁平足+膝痛

足裏のアーチが少ないことで、立位時や歩行時に膝を内側に少しねじるような状態で支えている状態が長く続くと膝痛を引き起こします。

土踏まずを形成する「長母趾屈筋」(ちょうぼしくっきん)・「長趾屈筋」(ちょうしくっきん)があるふくらはぎは、膝を動かす際にも大きく連動しています。

痛みの出る膝裏からふくらはぎにかけての筋緊張をゆるめることで、膝の可動域を広げながら、扁平足の鍵となる舟状骨を上に引き上げている「前脛骨筋」(ぜんけいこつきん)と「後脛骨筋」(こうけいこつきん)を併せて弛緩させ足裏のアーチをつくるように施術します。

扁平足により膝が内側にねじれると、その影響で骨盤や股関節に負担をかけた状態でバランスを保っていることが多々あります。

膝が伸びないことや、膝痛をかばうことで崩れたからだのバランスを整体施術で整え、日常的な負担が常にかかっている原因に対して根本的な対処を施し、トータルでケアを行います。

扁平足・外反母趾でお悩みの方は当院へ

扁平足・外反母趾そのものの原因がどこにあるのかを知ることが症状改善にむけて大切なはじめのステップです。

当院ではからだの使い方やバランスを改善することで、根本的に扁平足・外反母趾と向き合うサポートをさせて頂きます。どうぞご相談ください。

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