こんにちは。院長の小澤です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
年末年始は普段なかなか会う機会のない人たちとの再会が
多いシーズン。
「変わらないねー!」と褒められることが年々嬉しくなることに、
年齢の重みを感じる今年の正月でした。
「変わらないねー!」と今年褒められたパーツは「えくぼ」。
えくぼ・・・もう少し褒めるところ、あるでしょう。
そう突っ込もうとしたところ、
ここに注意
という格言的な一言。
機会があるなら、今年の「書き初め」で書いて貼っておきたいと思います。
えくぼをつくる 大頬骨筋 を育てることが、ほうれい線の予防にも繋がる
と聞いた私たち、呑みながら一斉に顔面体操を始めたことは
言うまでもありません。
本日は皆さんと 大頬骨筋 について、シェアしたいと思います。
「えくぼ」の科学
異なる人種の人々を対象に行った研究では、いずれの人種も
10~40%の人にえくぼが確認されたとのこと。
しかし、えくぼの詳細について知られていることがとても少ないようです。
「えくぼは多くの研究者たちにとって優先リストの上位にあるわけではい」
と言われながら、
解剖学の研究では、大頬骨筋 と呼ばれる顔の筋肉の変化と関連していることが
提唱されています。
口角とちょうど目の下の頬骨を繋いでいます。
私たちが幸せを感じたり、そのふりをするだけでも、
その筋肉は収縮し口の端を引っ張り大きな笑みとなるのです。
しかし、まれに頬骨から連なる1つの筋肉として留まる代わりに、
大頬骨筋が2つに分かれ、2つの部分にくっつくことがあります。
その2つの部分とは、1つは口角のちょうど真上の通常の部分と、
もう1つはそのやや下にくっついています。
この多様性は二裂と呼ばれています。
これが起こると、下の方の部分は頬の皮膚にくっつくこともあります。
二裂の大頬骨筋が収縮すると、下の部分がその皮膚を引っ張り、ねじれが生じ、
えくぼを作り出すと考えられています。
しかし、二裂の筋肉がえくぼの理由と言い切ることは難しいようです。
なぜなら、その問題を調査する解剖学の研究では死体を用いており、
それらはその段階では大いに笑うことはないからです。
頬のたるみやほうれい線の主な原因
肌内部のハリ成分の衰え
加齢や乾燥、紫外線により肌の弾力成分が減少する
顔の筋肉(表情筋)の衰え
加齢や無表情、への字口などの癖により筋肉が弱る
顔面の骨の萎縮
加齢により骨密度が低下し頭蓋骨が小さくなる
例えば、目尻の小ジワなどは肌のハリがなくなることが、主な原因です。
対して頬のたるみやほうれい線の原因は、上記のように肌だけでなく
顔の筋肉や骨までが関係しています。
大頬骨筋の厚みは平均3㎜ほど。
この大頬骨筋が萎縮しないように、また細くならないように使うことが、
顔の印象をグッと若くするポイントです。
大胸筋が太くてしっかりしていると、アゴまわりの皮膚がもたつかずに
頬に向かってキュッと上がり、口角も上がってニッコリ 🙂
1と2の差異は「口の形」と「ほうれい線の長さ」のみ。
絵でもこれだけ印象が異なるなら、私たちの日常3Dでの見え方は
さらに違うはずです。
大頬骨筋を育てよう!
割り箸エクササイズ
※ https://customlife-media.jp/cheek-sagより引用
割りばしをくわえ口角を上げることで 大頬骨筋 を鍛え、
頬のたるみを引き上げるエクササイズです。
口角を上げるだけでなく、「頬全体も一緒に引き上げる」のがポイント。
【1セット30秒~1分間×1日3回】行いましょう。
伸縮エクササイズ
1. 口を閉じたまま口角をギュッとあげる(5秒間キープ)
2. 口を尖らせてタコのようにする(5秒間キープ)
3. 1と2を繰り返す
筋肉を大きく使ってエクササイズ
1. 「ワッー!」と言っている表情。口、目を大きく開きキープする
2. 顔の中心に全てを寄せるように。梅干しになった気持ちでギューっと顔を寄せる
3. 繰り返す
驚いた時の顔をイメージし、そこから一気にギューっと顔のパーツを中央に寄せます。 終わった際に顔がすっきりした感じになりますよ。
顔のツボ押し、体験してみませんか?
※当院 整体スクール本科のテキストより抜粋
顔にはこんなにたくさんのツボがあります。
当院ではお顔にタオルをかけた上から、これらのツボを
経絡にそって手指腹を使って押圧していきます。
【スピーディー⇔じっくりと】緩急つけて指腹を動かしていくことで、
気持ちよさは格別です!
強さはかなり刺激的なものからソフトな感じまでお好みで。
リフトアップや血行促進はもちろん、
・歯ぎしりなどでアゴの筋肉が固くなっている方・目の奥が痛くなる眼精疲労
・なかなか薬が効かない偏頭痛
の改善に顔面を施術すると、とても効果が上がりご好評です。