院長のブログ

犬の筋トレ×犬と筋トレ

こんにちは。院長の小澤です。
8/23の処暑も過ぎて、日の短さや風の吹き方で
秋の気配を感じる日々が増えてきました。

盛夏の時季、看板犬・ウィルは
犬生初の「泳ぐ」ことを体験したり、

暑い日中、室内でエネルギーを持て余しているときは
筋トレに励みました。

その様子はInstagramにて発信しましたが、
( @seitaiinkai_higetsu
犬のツボマッサージや犬の薬膳などの情報を発信しています!)
「ウィルにだけ筋トレさせるのも、飼い主として示しがつかない!」
ということで、
今回は【犬を用いたヒトの筋肉トレーニング】を行いました。

ウィルは6.6キロ。
まあまあな重量、
足が長く、よく動くので、負荷として適しているかは
微妙なところですが、
愛情と気合次第で
お子さんでも、お孫さんでも!
愛おしいパートナーとトレーニングできるのは、
至福のひとときです。
尚、トレーニングはくれぐれもドッグファーストで
行ってくださいね。

ドッグファースト
1.犬が嫌がったらすぐに終了する
2.回数にこだわらない
3.愛犬とのアイコンタクトを忘れずに!

今回は
・犬の筋トレ
・犬を用いたヒトの筋トレ
を交えてご紹介します
バランスディスク(なければクッションなど)と
ストレッチポールを準備し、
犬を隣に呼び、ご自身は動きやすい格好になって是非ご覧ください!
すぐ始められます!始めましょう!!

同じ部位を鍛えよう!おそろいトレーニング

今回ご紹介したものの中で、
ヒトと犬と同じ部位を鍛えられるトレーニングがあります。
【犬は飼い主に似てくる】という格言に倣い、
ご自身の苦手なトレーニングを是非愛犬にも!
お互い足腰丈夫に元気で過ごしたいものですね。

≪おそろい1≫ スクワット&ワイドスクワット

どちらも下半身の筋肉を強化できるトレーニングです。

〇犬のスクワット

                     ↕↕↕↕↕↕↕
立ち姿勢からおやつで誘導して座らせ、
【立つ→座る→立つ→座る→立つ→座る】
これを1回として、
30秒のインターバルで3回行います。
座らせるときに
鼻先のおやつを押すように動かして、
腰が浮かないように
しっかり座らせて
後ろ足を使わせるのがポイントです!

☆ヒトのワイドスクワット

犬を両手で胸の前にしっかり抱くことで、
上体を起こした状態で
行えることがメリットです。
みぞおちからビームを発するように
上体を立てた姿勢から
ゆっくり膝を曲げて腰を落とします。
ワイドスクワットは
特に内転筋(内もも)を強化できます。
内転筋の使い方が変わると
足を動かす時に使う筋肉も一緒に変わり、
すらりとした美しい脚を目指せます。

≪おそろい2≫ バランスディスクトレーニング&ヒップリフト

どちらも尻や腰の筋肉を強化できるトレーニングです

〇バランスディスクトレーニング

犬の理想的な重心バランスは、
前足30~40%、後足60~70%。
現状は約7割の犬が前重心になっており、
後足には体重がかかっていないとの
調査結果もあるそうです。

⁡バランスディスク
(なければクッションでもOK)
に前足を乗せた状態で、
①おやつを上にあげて
後ろ足に体重をかけさせる

②おやつを下にさげて
前足に重心を移動させる
①②を繰り返すことで、
お尻や腰の筋肉がつき。
・おねえさん座りをしている
・引っ張り癖がある
・立っている時、後ろ足の幅が肩幅より狭い
・腰やお尻が落ちている
⁡などの状態を改善できます

☆ヒップリフト

お尻にある大臀筋と腰にある脊柱起立筋を
鍛えられます。
ヒップリフトで鍛えられる体幹の筋肉は、
腰痛の予防や基礎代謝アップなどにもつながります

犬を持つ腕と胸の筋肉を意識し、
お尻の筋肉で上げ下げしましょう。
腰の反動でからだを上げ下げすると、痛めます。
ヒップリフトは、尻・腰と体幹を鍛えられる
トレーニング。
上げ下げの動作をゆっくり行うようにすると、
効率的なトレーニングになりますよ。

≪おそろい3≫腕立て伏せ&ショルダープレス

肩周りや胸の筋肉を強化できるトレーニングです

〇腕立て伏せ

                     ↕↕↕↕↕↕↕


おやつで誘導し、
座り姿勢から伏せをさせることで
前足を使った筋トレになります。

特に、伏せから座り姿勢になる際に、
鼻先のおやつを少し遠ざけて
胸や背中も使って
大きく動けるように誘導すると
より効果が上がります。

まずは
【おすわり→ふせ→おすわり→ふせ→おすわり→ふせ】
これを1回として、
30秒のインターバルで3回できれば
効いてる筋トレになります!

☆ショルダープレス

肩関節を覆うようについている筋肉
〈三角筋〉に負荷を与えられるトレーニングです。

三角筋は非常に大きな筋肉であるため、
大きく前部(肩の前側)・中部・後部という3つに分けられます。
ショルダープレスの動きは、
愛犬を上げるときに前部と中部に、
下げるときに後部に負荷がかかります。
そのため、三角筋全体に効率良く
刺激を与えられるトレーニングです。

まず、三角筋は身体で3番目に大きな筋肉であり、
上半身では最も大きい筋肉です。
三角筋の筋肉量を増やすことは、
基礎代謝の上昇につながります。
また、三角筋の衰えは肩こりの原因にもなります。
「昔似合っていたTシャツが着こなせない…」
「背中がスッキリ見えない…」
そんなときは愛犬とショルダープレス!

腹筋にしっかり力を入れ、
胸を張って上げ下げすると
肩と背中が自然に連動してトレーニングが捗りますよ。

 

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