院長のブログ

からだ改革で【能力的欲求】を満たす~本能的に持つ4つの欲求とは~

こんにちは。院長の小澤です。
3度目の緊急事態宣言。
今年のゴールデンウィークもなかなか動きが取りにくい
大型連休となっています。

新型コロナウイルスの感染拡大から1年以上、
自粛生活で自宅にこもる生活が続いています。
意識してからだを動かしてはみるものの、
運動不足によるからだのこりは強く、
気持ちもふさぎがち…なかなか先が見えない「息苦しさ」を
わたくしも肌で感じながら日々施術をしています。

そんな中、フィンランドの気鋭の哲学者、
フランク・マルテラ氏の
こんな記事を見つけました。

人間が本能的に持っているいくつかの欲求を満たせば、
幸福感を得ることができ、かつ人生に意味を感じられる。
それらの欲求とは、
①自分で人生を選択し、人生を作り上げる「自律への欲求」

②取り組んでいることがうまくできるようになり、 自分に自信を持つ「能力への欲求」

③他人と互いに世話をしあうなど「親密な関係性への欲求」

④他人に対していいことをする「慈善の欲求」

幸せとは「気分のいい状態が続くこと」と考えがちです。
コロナ禍を抜け出せば、幸せな生活になる…どうでしょうか。
病床数や感染者数を気にかけずに暮らせる日々が
今はとても眩しく感じますが、
それが当たり前になった時、
幸福感を求めて
世の中は「何か」に向かって動きはじめるでしょう。

マルテラ氏の記事で最も心動き、
皆様とシェアしたいと思った一言は
「幸福とは結局、単なる感情です」。
だから、追い求めてはいけないのだといいます。
哲学者であり、心理学者でもあるマルテラ氏が勧めるのは、
幸せになろうとするのではなく、
人生を意味があるものにしようとすること。
つまり、先ほどの4つの本能的欲求を満たす行動を起こすこと。
意味のある人生を手に入れたとき、
幸福は副産物のようについてくると。

当院での最近のブームは「心拍数」です。
スロージョギングを始めて今年8月で丸2年。
1キロ9分ペースのスローで始めた.ジョギングも
6分ペースで安定してニコニコと走れるようになることを目指し、
【活動量測定腕時計】を購入。
(先ずは形から!)

心拍を意識して、施術終了後は
ほぼ毎日ステップボードを踏むようになりました。
https://kai-iak.sakura.ne.jp/ozawa-blog/stepboardwalking/
最近はジョギングでの呼吸がとても楽になていることを実感!
先程のマルテラ氏のいうところの
②取り組んでいることがうまくできるようになり、
自分に自信を持つ「能力への欲求」ですね。

幸福の落とし穴

マルテラ氏は強調します。

「達成しても欲求を満たせない目標は、間違った目標なのです。
その目標に向かって努力することは、
ドアの鍵穴に合わない鍵を求めるようなもの。
たとえ手に入れても、幸せのドアは開きません」

例えば、
① 自分で人生を選択し、人生を作り上げる「自律への欲求」
が満たされていない人の中には、
自律の代わりに権力を追い求めてしまう人がいます。
権力を獲得すれば、人生の選択を自由にでき、
自分が人生の主人公になれる、と信じているからです。

③他人と互いに世話をしあうなど「親密な関係性への欲求」
では、一部の人は他人と親密な関係が築けない理由を、
間違ったところに探し始めてしまいます。
「もし自分に名声があれば、みんなに好かれるかもしれない。」
「外見がよければ愛されるかもしれない」
と考え、努力します。
しかし、目標が残念ながら間違っている場合、
そこに到達しようと努力すればするほど
幸せからは遠ざかります。

幸福のある方向はどっち…

「苦労の先に幸せが待っている」と言われますが、
先ずは、人生の目標を正しく選ぶことができるかどうかが
幸せの第一歩。
ドアの鍵穴に合わない鍵を求める状態での苦労は、
幸せのドアは開けません。

人生の目標が自らに合っていれば、
おのずと幸せの方向に向かって歩き出せます。
合っている方向に歩き始めたその時から、
幸福は副産物のようについてきてくれます。
「幸福とは結局、単なる感情です」から。

私たちは幸福を求めるなかで、
人生をプロジェクトとして捉えがちです。
プロジェクト達成のためひたすら努力し、
もし達成できなかったら、
「私の人生は失敗だった。自分の努力が足りなかった」
と肩を落とします。
そもそも、その目標はあなたが求めるものですか?
人生の価値がプロジェクトが成功するかどうかで
決まってしまうのは、幸福から遠ざかってしまいます。

マルテラ氏曰く、

「人生は【物語】とみるべきなのです。
今から扉が次々と開き、展開していく物語です」。


良い体験も悪い体験も【物語】の一部。
成功しても失敗してもと関係なく、すべては経験です。
経験できたそのことが、幸福です。

からだを改善・改革する意義

コロナ禍で、なかなか思うように運動しにくいといわれる一方で、
YouTubeで配信されるヨガ、筋トレ、ストレッチなどにはまり、
肉体改造をされるケースも多々伺います。

それぞれおからだが痛みなく、
思い描くように動かせるようになることは

4つの本能的欲求
①自分で人生を選択し、人生を作り上げる「自律への欲求」
②取り組んでいることがうまくできるようになり、
自分に自信を持つ「能力への欲求」
③他人と互いに世話をしあうなど「親密な関係性への欲求」
④他人に対していいことをする「慈善の欲求」


の②を十分に満たすことができます。

コロナ禍でも、わたしたちの【物語】は日々続きます。
日々扉が次々と開き、展開していく物語。
成功しても失敗してもと関係なく、すべては経験なら、
たくさんの経験が積める心身をわたくし自身もつくり、
皆様がそれを作るお手伝いをしたいと改めて思う、
2021年のゴールデンウィークです。

 

 

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