こんにちは。
院長の小澤です。
10日間のゴールデンウィークが始まりましたね。
行楽やイベントで、たくさん歩いた日の夜は
こんな感じで足裏に湿布などを貼ったりしますね。
ほてった感じにひんやりする湿布は、
「あぁ、効いてるなー。」
という実感もあり、心地良いものです。
さらに、翌朝の効果を倍!いやそれ以上にするなら、簡単なこんな一工夫を。
足の甲に、もう一枚湿布を張ります!
もし、湿布が手元に一枚しかないなら、半分に切って両側に。
表と裏、両側を冷ますことで、翌朝の足の軽さは格段に上がります!
足甲にも湿布を貼ると効果的なわけ
足の内側・土踏まずの頂点に「舟状骨」(しゅうじょうこつ)という骨があります。
「舟状骨」(しゅうじょうこつ)という名前は、
足の甲で“船底”のようなアーチを描いていることから付けられました。
体重を支えたり、足の蹴り出しの際などに重要な骨です。
土踏まずの真上にあるこの「舟状骨」が、地面の方向に落ちてしまってアーチが崩れるのが扁平足です。
また、アーチが崩れることで、足幅が広くなり、出っ張った部分が靴に当たって痛む人もいます。これが外反母趾です。
たくさん歩くことで、疲労を感じやすいのは足裏ですが、
舟状骨を含む足甲にも大きく負担がかかり、疲れやすくなります。
足甲が固くなると、足首の可動域も狭くなり、足が上がらなくなります。
何もないところでつまづいて恥ずかしかった…というご経験は、
足裏+足甲+足首のバランスが取れず、可動域が上手に取れない状態の時に起こっています。
こんな患者さんがご来院された時に、当院で行うリフレクソロジー(足マッサージ)の手技をご紹介。
歩き疲れた夜に、クリームをつけて滑らすようにしてマッサージしてから、
足裏+足甲に湿布をぺたっと貼ると、翌日は足の軽さとむくみの解消まで。
プロ級の仕上がりです!!!
たくさん歩いた後のお勧めマッサージ
1.足甲をマッサージ
足首付け根から足指付け根までを往復してゆるめます。
親指を使ってマッサージすると、ちょうどいい圧がかかります。
クリームやオイルを薄くつけ、指と指の間を狙って上下に滑らせると、うまくマッサージ出来ます。
親指側~小指側まで順次押していき、小指側まで来たらまた親指側まで戻ります。
2~3往復すると、足の張りやむくみがすっきりします!
2.踵をマッサージ
外側の踵を矢印の方向に滑らせるようにしてマッサージします。
1.と同様にクリームやオイルを薄く塗り、
・親指
もしくは
・握り拳を作り、人差し指~薬指の出っ張った関節
で滑らせるようにして押します。
腰にも効く場所です。
腰が痛い時は、踵のマッサージはかなり痛いです。
様子を見ながら押しましょう。
(愛情をこめた「お仕置き」にもお勧めです)
内側の踵も同様に。
外側・内側両方が緩むと、足首のロックが外れるような感じになり、
とっても足が動かしやすくなります!
足首にはリンパ節もありますので、むくみも取れて一気に美脚に!!
3.足裏をマッサージ
■青竹を踏む
■土踏まず部分で押しつけながらボールを転がす
(面が大きい方が刺激が少ないので、テニスボールやソフトボールなどがお勧めです)
■うつぶせで、どなたかに土踏まずをギューギュー踏んでもらう
…など、皆さんそれぞれのスタイルで、足裏をゆるめて下さい!
1.と2.が終わった後に足裏を緩めると、足裏がピッタリと床にくっついて
重心が安定します!
外反母趾の方は、親指の当たる部分も少なくなるので負担が随分なくなりますよ。
撮影時のビフォア・アフター
撮影者・当院スタッフ秋山が
「せっかく撮るなら、むくみを取ってからにしましょうよー!」
と片側の口角をにやりと上げて、撮影前にリフレクソロジー施術をしてくれました。
痛い…。痛すぎます。
内側のくるぶしを緩めています。
足首を緩めています。
施術時間は6分ほど。
秋山のテンションが上がるのに比例して、私の足はスッキリしてこんな感じになりました。
施術前はこんな感じでした。
足甲と足首がスッキリしていることに加え、
施術後は肌のトーンがかなり明るくなりました。
色味補正はしていません…痛い価値あり!
(今回はわたし用の施術のため?日頃の憂さ晴らし?でかなり勢いのいい施術でしたが、
日頃の施術はもう少し穏やかです。ご安心下さい。)
これから素足で歩くことが多くなるシーズン。
特に女性の皆さん、リフレクソロジー、お勧めですよ。