こんにちは。院長の小澤です。
「知らず知らずのうちに、力が入っていて首や肩がこりやすい」
と患者さんが話していたのですが、どうしたらうまく脱力できるのかな・・・
スタッフ皆で昼食中のこの話題を、今回は皆さんとシェアしたいと思います。
肩の力を抜きたい時は、肩に力を入れる
「~しないようにしよう」
とすると、結果そうなってしまうのは自然の摂理、世の常のような気がします。
「また叱ってしまった・・・褒めて伸ばそうと思っていたのに!」
「夜のおやつはもうやめようと思っているのに・・・また食べちゃった!」
という感じで。
分かる!それずごく分かるー!
と皆で盛り上がり、話題は「そもそもなぜ肩に力が入るのか?」へ。
・パソコン作業で集中、気付くと力んでいる
・どこか緊張している?人と話す時に力が入りやすい
・ランニングしていると肩が上がってきて、力が入っている
・満員電車って力が入る
・噛みしめ癖があって、常に力が抜けない
などなど、そんな話の中で、学生時代に本格的にテニスをしていた
当院スタッフ 馬道(うまみち)がこんな話をしてくれました。
「試合中、大事な場面で力んでしまい、なかなか決められない時に、
あえて肩に力を入れることをコーチからお勧めされました。
自分のからだに集中することで、余計なことを考えない!
いい精神統一方法だと思って、実践していました。」
自分のからだに集中する。
これがどんなシチュエーションにも共通する、いい方法だなと思います。
ふと我に帰る、場面転換のような感じでしょうか。
自分のからだに集中しやすいのは、「呼吸を意識すること」。
あえて肩に力を入れ、大きく息を吸う・・・こんな方法はいかがでしょうか?
先程の馬道の話もそうですが、精神的にも呼吸的にも苦しくなると、
たくさん空気を取り込もう、たくさん点を取ろうとして息を大きく吸おうとしますが、
先ずは十分に吐ききる。
吐ききれば、「自然に」入ってくるものです。
手に入れたいものがあれば、先ずは差し出す。
より知識を得たければ、先ず今ある知識を皆でシェアする。
「力を抜いて、出せば、入ってくる。深いなぁ・・・」皆で唸るランチタイムとなりました。